
渓流でのキャスティングって難しい!
木の枝に引っかかって…。

難しいけど、ちょっとしたコツを意識すると変わるよ!
「渓流ルアーフィッシングを始めてみたいけど、キャストが難しそう…」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
渓流では川幅が狭く、木の枝や岩が邪魔をするため、バス釣りや海のルアー釣りとは違ったキャストの工夫が必要です。
とくに初心者の方にとっては、狙った場所にきちんとルアーを届けるだけでもひと苦労。
ですが基本的な考え方とコツさえ押さえれば、数回の釣行でしっかり身についていきます。
この記事では、渓流ルアー釣りのキャストで最初に覚えておきたい基礎知識や、意識するべきポイントを初心者向けにわかりやすく解説していきます。
渓流のキャストは「正確性」が命
広大な湖や海と違って、渓流では限られたピンポイントにルアーを落とすことが求められます。
特に魚が着いている「反転流」「落ち込み」「岩陰」などは、数十センチのズレで反応がまったく変わってしまうこともあります。
また、木の枝や背後の藪がキャストの邪魔をしてくるため、大きな振りかぶりやロングキャストは非効率。
“いかにコンパクトに、正確に投げられるか”が渓流キャストの基本です。

最近流行りのベイトフィネスも、メリットの1つが「正確に投げられる」だもんね。

ベイトリールは…違う難題があるから初心者向けとは言えないわ。
キャストは“遠くに飛ばす”より“狙った場所に投げる”
釣りに慣れていないうちは「なるべく遠くに飛ばしたい!」と考えてしまいがちですが、渓流ではその必要はありません。
むしろ近くのポイントを正確に撃つことの方が圧倒的に重要です。
多くの魚は足元から10メートル以内の範囲に潜んでいます。
正確に落とせれば、わずか数メートルでも十分に釣果は期待できます。

人間の存在に気付かれていない…ってのが前提だけど、本当に数メートルの距離でも釣れます。

渓流は歩き方も大事よね。
「振りかぶらずに投げる」コンパクトなキャストを練習しよう
初心者ほどやりがちな“力任せ”は逆効果。
渓流ではコンパクトでスムーズなキャストが有効です。
大きく振りかぶると木に引っ掛けたり、狙いがブレたりしてしまいます。
力を入れすぎず、リールとロッドの反発力で投げるイメージを持ちましょう。
両手でキャストするのではなく、片手でのオーバーハンドまたはサイドハンドキャストが基本です。
特にサイドハンドは、岩の間や木の下などを狙うときに重宝します。
慣れてきたら、手首の柔らかい動きでルアーを「ピュッ」と送り出すような感覚を掴めると、狭いポイントにもストレスなくキャストできるようになります。

短い距離ならピッチングもおすすめ!
簡単に精度を高められます。

よくグローブにルアー刺さって失敗してるけどね。
キャスト精度を上げるために意識したいこと
着水音をなるべく抑えることが大切です。
キャストの成功は「ルアーを投げた後」にも関わってきます。
渓流魚は非常に警戒心が強く、大きな着水音で驚いて逃げてしまうことも珍しくありません。
低弾道でフワッと落とすような、静かな着水を意識すると釣果にもつながります。
姿勢と立ち位置にも注意が必要です。
キャストの技術だけでなく、どこに立つか、どの角度から投げるかも精度を大きく左右します。
木の枝や背後をしっかり確認し、ルアーを通したいラインをイメージして立ち位置を決めると、結果的にキャストミスも減ります。

あとは練習あるのみです!
キャストミスで良さそうなポイントを潰すのは「渓流あるある」だから。

説得力があるわね。
さすが、よくミスして引っ掛かったルアーを回収してるだけのことはあるわ。
まとめ
渓流のキャストは、派手さや飛距離ではなく「正確性と静かさ」が命です。
最初は難しく感じるかもしれませんが、何度も投げているうちにだんだんと感覚が掴めてきます。
まずは「振りかぶらずに正確に投げる」ことを意識するだけで大きく上達します。
ぜひ次の釣行から、今回紹介したポイントを意識して練習してみてください。
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