
渓流ルアーを始めたいけど…道具って高くない?
ロッドだけで3万円とか書いてあって、もうその時点で心折れそうなんだけど。

その気持ち、すごくわかります。
自分も最初まったく同じことを思ってたんですよね。
でも実際に使ってみてわかったのは、最初は安い道具で十分どころか、むしろその方が楽しめるんです。
渓流ルアーを始めたいのに、道具の値段で足踏みしていませんか?
この記事では、2024年から渓流釣りを始めた「3年生」の自分が、実際に現場で使い倒しているリアルな愛用タックルを全公開します。
「これで釣れるの?」はい、釣れます。
渓流デビューの日、長靴で3歩目に転んでびしょ濡れになりながらも、その日のうちに人生初のヤマメを手にしました。
1シーズン目には尺イワナまで。すべてこれから紹介する装備です。
- 渓流デビューに必要な道具がまるごとわかる
- 実際に使って感じたリアルな使用感・注意点がわかる
- 総額2万5千円前後で揃う「コスパ最強装備」の全貌がわかる

ロッド編:理想はルアーによって使い分ける
ロッドは現在2本使っています。
最初は万能なものを1本選び、スタイルが決まってきたら買い足すのが理想です。
ロッドの選び方については、次の記事が詳しいです。
最初の1本にはこれが最強!「キャスティング バズり鱒 4.0/4.6ft」

- メーカー:キャスティング(オリジナルブランド)
- 素材:100%グラス
- カラー:かわせみブルー、かばさんグレー
- 参考:キャスティング公式オンラインストア
これが自分の最初の1本です。
「100%グラス素材」なので、とにかく頑丈。
渓流初心者は岩のコケで転んだり、木にロッドをぶつけたりしがちですが、このロッドなら簡単には折れません。
とは言いつつ…実はうちの子供がこのロッドのティップを折っています。
ただ原因は、ラインが絡んだ状態のまま無理に巻いたためです。
普通に使っている分には「どうやったら折れるんだろう」と思えるほどの丈夫さです。
グラス100%と言えば鱒レンジャーが有名ですが、個人的には「鱒レンジャーNext」とほぼ同じか、バズり鱒の方がやや硬いくらいの印象です。
スプーンやスピナーを巻いて使うなら、このしなやかさが魚を弾かずに乗せてくれます。
渓流だけでなく管理釣り場、チャビング、バス、ナマズまで対応できる万能選手です。

安さや丈夫さはもちろん、長さ・パワーと性能面でも最初のロッドとしても自信を持っておすすめできます。
子供の1本にも最適!

色もカラフルだし、カワセミとカバのモチーフって確かに可愛い!
▼ 安くて頑丈、子供から大人まで使える万能ロッドはこちら
ミノー用に買い足し。「トラッタストリームNeo 403L」

- メーカー:大橋漁具(TURING MONKEY)
- 素材:カーボングラファイト系(公式発表なし)
- 参考:大橋漁具公式サイト
「ミノーをキビキビ動かしたい」と思って追加購入した1本です。
バズり鱒に比べてハリがあるので、ロッドをチョンチョンと動かすトゥイッチの操作感が劇的に向上します。
硬さがあるからこそルアーへの入力がダイレクトに伝わる気持ちよさがあります。
最短の4ftは3ピース仕様なのも特徴。
山の小さな支流が多い自分にとって、全長約1.2mという短さと携帯性は大きな武器です。

正直に言うとハリがある分、アタリを乗せにくい場面も増えました。
トゥイッチの気持ちよさとはトレードオフかもしれません。

気持ちよく動かせる反面、バラしが増えるってことか…。
今はリニューアルして、トラッタストリームneoになっているわよ!
▼ ミノーをキビキビ動かしたい方はこちら。現行のNeoモデルは入手しやすくなっています
リール編:シマノとアブガルシア。安くても頼れる「有名メーカー」の実力
リールは現在2種類を使っています。
特に使い分けているわけではなく、子供用に買ったものが気に入って2台になってしまっただけです。
リールの選び方については、次の記事が詳しいです。
信頼のシマノ。「17セドナ C2000S」

- メーカー:シマノ
- 番手:C2000S
- ギア比:5.0(ノーマルギア)
- 参考:シマノ公式サイト(23モデルのページです)
自分が購入したのは型落ちになった17セドナです。
「23セドナ」発売のタイミングで安くなっていたのをゲットしました。
いわゆるエントリーグレードですが、20年ぶりに釣りに復帰した自分としては「今の安いリール、性能良すぎない?」と感動するレベルでした。
ラインローラーはベアリング化カスタムをしていますが、正直不要です。
単に弄ってみたかっただけで、標準状態で十分に機能します。
ちなみに、今セドナを買うなら現行の23セドナをおすすめします。

実はデザインは17より23の方が好みなんですよね。
値段に釣られて17にしましたけど、値段差が無ければ敢えて旧型を選ぶ理由はありません。

エントリーモデルでも3年使えてるんだ。
じゃあ最初から高いの買わなくてよかったってことね。
▼ 渓流ルアーの最初の1台に迷ったらこれで間違いなし
ミノーをメインにするならハイギアの方が良いとされています。
特に流れの速いフィールドではハイギアのメリットが活かせるように思います。
正直どちらが良いかは好みの部分もあるのですが、一般論としては「渓流はハイギア」と言われていますね。

自分も26ナスキーのハイギアを投入してみました。
レビューも書いたので参考にしてください。

我々はナスキーにグレードアップしたけど、セドナのハイギアもあるわよ!
▼ 渓流ルアーの最初の1台で「ハイギア」を買うなら
コスパの鬼、そしてアブへの愛。「アブガルシア カーディナル3 SX」

- メーカー:アブガルシア
- 番手:2000S
- ギア比:5.2(ノーマルギア)
- 参考:アブガルシア公式サイト
元々は子供用に買ったリールですが、あまりにも気に入って自分用にも追加購入し、2台持ちになりました。
最大の魅力はこの価格帯で「替えスプール」が付いてくること。
特にSXグレードの替えスプールは浅溝ではないため、渓流だけでなく他の釣りにも転用できます。
自分は太めのラインを巻いてバスやナマズ狙いにも活用しています。
巻き心地はセドナの方が滑らかで、個体差も感じます。
それでも2台買ってしまった理由は、純粋に「アブが好きだから」です。

オールドアブのカーディナル33とか、アンバサダーとか…昔のアブってどこか「緩さ」と「遊び心」があるんですよね。
工業製品として完成されたシマノやダイワとは違う何かがある。
このリールもなんとなく「雰囲気」を感じて気に入っています。

替えスプール付きで他の釣りにも使えるなら、最初の1台の候補に入れてもいいかも。
▼ 替えスプール付きでこの価格。コスパで選ぶならカーディナル3 SX
ライン・ルアー編:消耗品こそ「見やすさ」重視
ロッドやリールは一度買えば長く使える相棒ですが、ラインとルアーはどうしても消耗品です。
障害物の多い渓流では木や岩でのトラブルもつきものなので、「最高の性能」より「コスパとトラブルの少なさ」を優先しています。
ラインは「色付き」一択。「レグロン ワールドプレミアム」

渓流は木陰が多く、薄暗い場所も少なくありません。
透明なラインを使っていると「今ルアーはどこ?」と迷子になります。
イエロー系・ピンク系・グリーン系が視認性が高いと感じています。
今使っているワールドプレミアムの「パステルグリーン」は黄色みのある緑で、木陰の中でも非常に見やすいです。
消耗品なのでコスパ重視で選んでいますが、視認性については十分満足しています。

PEラインも気になってはいるんですが、今のところナイロンで十分満足してます。
ナイロンは扱いやすいし、初心者にはやっぱりおすすめですよ。
▼ 視認性とコスパを両立。ラインで迷ったらまずこれを

ラインの選び方に迷ったら、この記事が詳しいわよ。
ルアーは「ダイソー」と「ハンドメイド」

- スプーン:ダイソーの5g
- スピナー:インラインタイプ(セット品)
- ミノー:ハンドメイド
ルアーは根がかりでなくすのが一番の恐怖。
だからこそ消耗品として割り切って使えるダイソーのスプーンには助けられています。
たった100円ですが、普通に釣れます。
ボウズ回避のお助けルアーは、Amazonでセット購入できるインラインタイプのスピナーです。
こちらも安物ですが、全く問題なく釣れます。
そして最近のメインが「自作のハンドメイドルアー」です。
不格好でも、自分で作ったルアーで釣れた時の感動は市販品の比ではありません。

他にも色々試しましたが、メインはこの3種類に落ち着いています。
ルアーって沼なんですよね…気付いたらどんどん増えていきます(笑)。

ルアーの選び方はこの記事も読んでね。
ウェーディングシューズ:実は一番大事な安全装備
ロッドやリールに意識がいきがちですが、最初にお金をかけてほしいのが「足元」です。
これは自分が身をもって学んだことです。
ウェーディングシューズは必須

- メーカー:プロックス
- 品番:PX5052
- 底:フェルト
- 参考:PROX公式サイト
渓流デビューの日、長靴で川に入りました。3歩目で滑って転びました。
膝までもない浅い場所だったので怪我はなかったものの下半身はびしょ濡れ。
「これは危ない」と身をもって感じ、その日のうちにウェーディングシューズを調べ始めました。
苔のついた岩は氷の上のように滑ります。
スニーカーや長靴でのウェーディングは本当に危険です。
おすすめは「フェルト底」のウェーディングシューズです。
自分はプロックスのPX5052を愛用しています。
現在3シーズン目ですが購入時より滑りやすくなってきたため、今シーズン終了後に張り替えを検討中です。

フェルト底は渓流では間違いないです。
ただ減りが早いのが難点で、2〜3シーズンで張り替えが必要になる消耗品だと思っておくといいですよ。

ウェーディングシューズは最初から買うべきね。
低価格帯だとプロックスやリトルプレゼンツが鉄板よ!
▼ 3歩で転ぶ前に。フェルト底のウェーディングシューズは最初から用意しておくべき装備です
服装全体の選び方や、ウェーディングシューズについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
スタイルは「ウェット」で
自分はウェーダーを使わず、濡れる前提の「ウェットスタイル」で釣りをしています。
渓流は山登りのような体力勝負な面もあるので、動きやすさが最優先です。
3月の解禁直後は水温が低く最初の一歩目がかなり冷たいですが、ウェットスーツ素材のタイツとネオプレンソックスの組み合わせである程度対応できます。

理想は寒い時期だけストッキングウェーダーを使い、暖かくなったらウェットスタイルへ切り替えること。
ただウェーダーは高額な上に穴が空く消耗品なのがツラいところ。

実際に使っているのはこの2つよ。
▼ 冷たさ対策の基本セット。この2点でウェットスタイルの快適度が大きく変わります

道具より先に、川に行こう
紹介した装備を合計すると、ロッド・リール・ライン・ウェーディングシューズ・ウェットスタイルの足回りまで含めて約2万5千円前後です。
物価高の影響で多少の変動はありますが、有名メーカーの高級ロッド1本よりも安い金額で渓流釣りに必要なすべてが揃います。
この装備で、自分は渓流デビューの日に長靴で転びながらも人生初のヤマメを釣り、翌シーズンには尺イワナを手にしました。
道具のスペックは関係ありませんでした。
「折れたり傷ついても泣かない道具」を持って、まず川に立つことが一番大事です。
ここで紹介したのはいわゆる「安物」かもしれません。
でも自分は物凄く愛着を持っていますし、決して「銭失い」にはならないことを保証します。
道具が揃ったら、次は「どこに投げるか」「なぜ釣れないか」を考える番です。
以下の記事がきっと役に立ちます。
▼タックルのバランスについて詳しく知りたい方へ
▼釣れない原因が気になる方へ
▼初心者がやりがちな失敗を事前に知っておきたい方へ
▼キャストのコツを身につけたい方へ



































































































































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