
渓流ルアーを始めたいんだけど、結局いくら用意すればいいの?
サイトによって書いてあることが違って、もう何を信じればいいのかわからないわ。

その気持ち、すごくわかります。
自分は今、渓流用のロッド・リールを実際に使い倒していますが、正直「今から買うなら、自分が持っているのと同じものは勧めない」と思う部分もあるんです。
だからこの記事では、自分の愛用装備を基準にしつつ、今から始める人に一番合う一式を予算別に整理しました。
渓流ルアーを始めたいのに、結局何を買ったら良いのかわからなくなっていませんか?
この記事では、2024年から渓流ルアーを始めた自分が、実際に現場で使い倒しているリアルな愛用タックルから得た情報を全公開します。
渓流デビューの日、長靴で3歩目に転んでびしょ濡れになりながらも、その日のうちに人生初のヤマメを手にしました。
その1シーズン目には尺イワナまで。
そんな渓流体験から「今から始める人が選ぶ、予算別タックル」を紹介します。
- 予算1万円台・2万円台・3万円台それぞれの「今買うべき一式」がわかる
- 自分が実際に使っている装備を基準に、なぜその予算配分が正しいのかがわかる
- タックル以外に最初に買うべき装備(シューズ・ウェーダー・ネット)もわかる
結論:あなたに合う予算はどれ?
渓流ルアーを始めるとき、必要なのは「その人に合った予算」です。
まずは自分がどのタイプに近いか、下のリストから確認してみてください。
タックルバランスの基本については、次の記事もあわせて参考にしてください。
予算1万円台セット|まずは試してみたい人向け
「続くかわからない」「まずは体験してみたい」という人には、予算を必要な部分だけに絞ったこの構成がおすすめです。
自分の実体験では、渓流ルアーで一番トラブルが起きやすいのはリール周りなので、削るところと削らないところをはっきり分けています。
| カテゴリ | 製品名 | 参考価格 |
|---|---|---|
| ロッド | グレート鱒レンジャー Next SP50 | 2,300円 |
| リール | シマノ ネクサーブ C2000SHG | 5,300円 |
| ライン | レグロン ワールドプレミアム 1号(ボビン巻き) | 1,800円 |
| ルアー | スミス AR-S/フォレスト MIU/スミス D-コンタクト50 | 計3,000円 |
合計はおおよそ12,400円前後(※価格は執筆時点)です。
ポイントはリールにハイギアモデルを選んでいるところで、ここだけは削っていません。
ラインを消耗品のため、1mあたりの単価が安いボビン巻きです。
ルアーはスプーン・スピナー・ミノーの3タイプを1つずつ揃える構成にしていて、それぞれの強みを活かすスタイル。
さらに予算を抑えたい場合は、ルアーの一部をダイソーの商品に置き換えることでも十分機能します。

ボビン巻きのラインはイマイチ…と言われることもありますが、ワールドプレミアムは自分が愛用しているラインです。

1万円台でもリールだけはちょっと良いものを選んでるのね…!
全部安くするわけじゃないんだ。

リールはキモだからね。
今まではセドナを勧めていたんだけど、ネクサーブの新型が良い意味でヤバい!
自分は17セドナから始めたけど、今からなら26ネクサーブを買うね。
▼まずはこの一式で、渓流ルアーの世界を覗いてみませんか
予算2万円台セット|無難でハズレのない一式を求める人向け
「なるべく失敗したくない」「無難に揃えたい」という人には、この価格帯が最も満足度が高いと考えています。
1万円台セットのネガを解消した、いわば標準解です。
| カテゴリ | 製品名 | 参考価格 |
|---|---|---|
| ロッド | トラパラ ネイティブトラウト TXS-532UL | 8,400円 |
| リール | シマノ ナスキー C2000SHG | 10,400円 |
| ライン | バリバス スーパートラウトアドバンスサイトエディション 4lb | 1,000円 |
| ルアー | 1万円台と同じ3種、各2個(色違い) | 計6,000円 |
合計はおおよそ25,800円前後(※価格は執筆時点)です。
ロッド・リールともに「コスパの鬼」と言えるモデルを選んでいます。
ラインもグレードアップし、ルアーは同じ3種を色違いで2個ずつ揃えることで対応力を上げています。

全体的に全てをグレードアップした構成です。
ルアーは色々欲しくなっちゃいますが…とりあえず鉄板商品を2色ずつがおすすめです。

ルアーは何色を選べばいいのかしら?

とりあえず「ゴールド系」と「シルバー系」で2色だね。
▼失敗を避けたいなら、まずこのクラスから選べば間違いありません
予算3万円台以上セット|最初から少し良いものを揃えたい人向け
「最初から少し良いものを揃えたい」という人向けの構成です。
自分自身はこのクラスを所有していませんが、2万円台セットの弱点から逆算して、どこに投資すべきかを考えています。
| カテゴリ | 製品名 | 参考価格 |
|---|---|---|
| ロッド | トラパラ ネイティブトラウト TXS-532UL | 8,400円 |
| リール | シマノ ヴァンフォード C2000SHG | 24,000円 |
| ライン | バリバス スーパートラウトアドバンス サイトエディション 4lb | 1,000円 |
| ルアー | 2万円台と同じ構成 | 計6,000円 |
合計はおおよそ39,400円前後(※価格は執筆時点)です。
ロッドとラインは2万円台と同じで、差はリールだけに集中させています。
個人的には、渓流ルアーで投資すべきはロッドよりリールだと考えていて、ヴァンフォードはシマノ公式サイトによるとボディ素材にCI4+が使われており、ナスキーよりさらに軽量です。
この軽さは、1日中ロッドを振り続ける渓流ルアーでは疲労の差として確実に感じられるでしょう。

正直に言うと、自分もヴァンフォードは使ったことがないんです。
でも今の自分のナスキーの弱点から考えると、次に選ぶならこれだろうな、というのは自信を持って言えます。

歩く釣りだから、道具は軽い方が良いわよね。
▼あと数千円で得られる軽さを、最初から選んでおく
タックル以外に最初に買うなら|ウェーダー・シューズ・ネット
ロッド・リール・ラインだけでは、実際に渓流に立つことはできません。
ここでは最初に揃えるべき装備を簡単に紹介します。
詳しい選び方は、それぞれの専門記事にまとめています。
シューズは最初に買うならこれ

渓流では滑って転ぶことが一番のリスクです。
自分の実体験では、道具よりも先に「安全」に投資すべきです。
最初の一足は、汎用性の高いフェルトソールのものがおすすめ。
詳しい選び方は次の記事で解説しています。
あわせて読みたい:渓流ウェーディングシューズおすすめの選び方

自分は最初長靴で行って、3歩目で落水したからね…。

タックルより先に足元にお金かけるって、最初は意外だったわ…!

詳しくは上記の別記事を読んでほしいけど、手っ取り早くおすすめが知りたい方にはこの辺りがおすすめです。
▼ 今の自分の愛用品!安くても使えるプロックス
▼ ハイコスパの鉄板商品|リトルプレゼンツ
ウェーダーは最初はなくてもいい
ウェーダーは高価なので、最初から無理に買う必要はありません。
特に夏場であればウェットウェーディングと呼ばれる、ウェーダーを使わないスタイルがおすすめです。
本格的に続けると決めてから揃えるのでも遅くありません。

ぶっちゃけ自分は今でもウェーダーを使っていません。
この辺りは理由も色々とあるので、下記の記事を読んでほしいです。

ウェーダーの選び方も関連記事を読んでね!
ランディングネットも最初に買うならこれ

渓流魚は取り込み時にバレやすいため、ネットがあると成功率が上がります。
特に写真撮影を楽しみたい方は必須と言っていい道具です。
ランディングネットの選び方は、別記事で詳しく紹介しています。
あわせて読みたい:渓流ランディングネットの選び方|実際に使ってわかった選び方と失敗談

自分は違うネットを使っているんだけど、今買うんだったらコレが良いかな。
今のネットは少し大きいんだよね…。

これは渓流魚にちょうど良さそうなサイズね。
持ち手が木なのも、渓流の雰囲気にピッタリだわ!
▼ この値段でウッドフレーム!魚に優しいラバーコーティング
なぜこの3セットを勧められるのか|遠回りしてきた道具選びの記録
ここまで紹介した3つの予算セットは、自分がまっすぐ辿り着いたわけではありません。
実際には何度か買い直しをしています。その遠回りこそが、今の推奨の根拠になっています。
最初に買って失敗したもの

自分が最初に選んだのは、キャスティングの「バズり鱒」というロッドと、シマノ「17セドナ C2000S」、アブガルシア「カーディナルSX 2000」というリールでした。
これはどれも特に失敗ということはなく、今でも愛用している商品です。
失敗だったのはラインで、上州屋で売っている「JSYライン」でした。
クリアタイプのため、薄暗く木の隙間から日差しが差すような明暗差が強い渓流だとラインが全く見えないんです。
ルアーがどこに飛んでいったかも視認できない時もあり、今現在ルアーがどこを通っているかも見失いがちでした。

ラインが見えないの、想像以上にストレスそう…

誤解されるとJSYラインに申し訳ないので…ラインの性能が悪いわけではない、と言っておきます。
JSYラインはエリアトラウトやチャビングで今も使っていますので。
大事なのは「渓流では、見やすい色の付いたライン」ということです!
買い換えの理由

「もっとミノーを使いこなしたい」という思いが強くなったことが、次の道具選びの決め手になりました。
バズり鱒はスプーンやスピナー向けの設計で、ミノーの操作性という点では物足りなさを感じていました。
そこでロッドをトラッタストリームに、リールをナスキーC2000SHGに、ラインを視認性の良いグリーンのレグロン ワールドプレミアムに変更しました。

ちなみにバズり鱒自体は今もお気に入りです。
ただ、今から始める人には「鱒レンジャー」を勧めています。
理由は流通の問題で、バズり鱒はキャスティング公式でのみ販売されているので、入手性を考えるとこちらの方が現実的なんです。

鱒レンジャーなら、だいたいどこの釣り具屋さんでも売っているものね。
今の基準点に落ち着くまで

今メインで使っているのは、トラッタストリーム403L、ナスキーC2000SHG、レグロン ワールドプレミアム1号です。
トラッタストリームは4ft・3ピースというコンパクトな設計で、リュックに収まるのが最大の理由です。
一般的には2ピースの方が主流ですが、自分は原付二種で釣り場まで移動することもあり、車を使わない釣行ではこの携行性が欠かせません。
ただし、これから始める人の多くはバイクでの釣行が前提ではないはずです。
そのため、予算セットでは一般的に使いやすい5.2ft前後・2ピースの「トラパラ ネイティブトラウト TXS-532UL」を推奨しています。

ルアーについても同じことが言えます。
自分が実際に使っているのはAR-S風のインラインスピナー、ダイソーのスプーン、そして自作のハンドメイドミノーが中心です。
予算別セットで紹介したものとは異なりますが(AR-Sは本物も使っていますが)、この辺りは「ハンドメイドミノーを作っているから」という部分が大きいです。
しかしAR-S、MIU、D-コンタクトは、初めて渓流ルアーに触れる人が「まず鉄板を1つずつ揃える」という考えに沿って選んだものとなっています。

じゃあYさんのロッドは、私には向いてないってこと?

同じ価格なら3ピースより2ピースの方が性能は高い…と言われています。
携帯性の高さが必要なければ、2ピースの方をおすすめするよ。
愛用のトラッタストリーム、ナスキーの詳しいインプレは、次の記事にまとめています。
今日、最初の一歩を
渓流ルアーは、道具の値段で始められないと思い込む必要はありません。
まずは自分に合う予算のセットを選んで、実際に川に立ってみることが一番の近道です。









































































































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