
チャビングってカワムツを釣る釣りじゃないの?
オイカワって同じように釣れるの?

釣れます!ただ「カワムツと全く同じ釣り方でOK」かというと、ちょっと話が違うんですよね。
実は自分がチャビングで最初に釣った魚はオイカワです。
ルアーフィッシングで人生初めて釣った魚も、オイカワでした。
そんな自分の経験から言うと、チャビングでオイカワが釣れるのは本当です。
ただし「カワムツより圧倒的に釣りにくい」のも正直なところ。
同じポイントにいても、意識してアプローチを変えないと、気づけば全部カワムツしか釣れていない…という状況になりがちなんです。
この記事では、チャビング3年生の自分がオイカワを釣るうえで気づいたことを、実釣レポを交えながら正直に書いていきます。
- チャビングでオイカワを釣るために押さえるべき2つのポイント
- オイカワがいる場所の探し方・ポイントの見つけ方
- フックとルアー選び(ダイソースプーンでも釣れる?)
- 【実釣レポ】初めてオイカワを釣った日を今の自分が振り返る
チャビングでオイカワを釣るなら、ここだけ押さえれば大丈夫
オイカワを釣るためにタックルを全部揃え直す必要はありません。
ただ、「フックのサイズ」と「ルアーを通すレンジ」の2点だけは、カワムツ狙いとは少し意識を変える必要があります。
順番に解説しますね。
フックは必ず交換する——オイカワもカワムツも口が小さい
チャビングを始めてまず最初にやるべきことが、フックの交換です。
これはオイカワに限らず、カワムツにも共通する大前提です。
渓流用のルアーやダイソースプーンについているフックは、#8〜#10のトレブルフックが多いです。
ところがオイカワやカワムツは口が非常に小さく、このサイズのフックでは口に入りきりません。
結果として、「追ってくるのに掛からない」という状況が続きます。
解決策はシンプルで、小さいフックに交換するだけです。
これだけでフッキング率が劇的に変わります。
自分が愛用しているのはカツイチのフロリア#14。
後ほど詳しく紹介します。
- フックサイズ:#14のシングルフックが基本
- バーブレス加工:カエシをペンチで潰すか、最初からバーブレスのものを選ぶ
- スプリットリングも小さいものに変えるとさらに効果的

なお、フックを#14よりさらに小さくすればもっと掛かりやすくなるかもしれません。
ただ自分は全リリース前提で釣りをしているので、あまり小さい魚まで掛けてしまうのはどうかな…と思い、#14で落ち着いています。
これは個人の判断になりますが、参考にしてみてください。
あわせて読みたい:チャビングで釣れない原因と解決策|アタリなし・掛からない全パターンを解説

じゃあオイカワとカワムツでフックは変えなくていいの?

自分は変えていないですね。フロリア#14のまま両方狙ってます。
ただ正直、フックをもっと小さくすればオイカワへの掛かりはもっと良くなると思う。
おチビちゃんまで釣り過ぎてしまう問題はあるけど笑
オイカワは「平瀬の表層」を意識する
フックの次に意識したいのが、ルアーを通すレンジ(水深)です。
オイカワは生態的に、浅めの平瀬を好む傾向があります。
水産庁の資料によると、オイカワの産卵は水深30cm前後・流速30cm/秒程度の平瀬で行われるとされており、生息環境としても開けた浅い場所を好むことがわかっています。
釣りに置き換えると、「スプーンが底を擦るような深いレンジ」ではなく、表層〜中層をキラキラと泳がせるイメージが基本です。
アップストリームで投げた後、スプーンが沈む前に巻き始めるくらいのテンポで流すとちょうどいいでしょう。

カワムツと混在している時はどう意識するの?

ぶっちゃけそこが一番難しいんですよね…。
同じポイントにいるので「狙って釣り分ける」のは相当難しいです。
少し速い流れを意識して通すとオイカワが出やすい気はするけど、確証はないです。
オイカワのチャビング、ポイントはどこで見つける?
オイカワはカワムツと同じポイントにいることが多いです。
ただ生息環境には少し違いがあり、それを知っておくとポイント選びの精度が上がります。
オイカワが好む川の条件
オイカワは日本各地の河川の中〜下流域に広く生息しています。
都市部の川にも順応しやすく、意外と身近な場所にいる魚です。
生息環境として好むのは、開けた平瀬・砂礫底・適度な流速のある場所です。
用水路のような極端に細くて流れの少ない場所よりも、ある程度川幅のある河川の方がオイカワには向いています。
カワムツとの棲み分けについては、自分の実体験では「同じポイントに混在している」ことがほとんどです。
強いてイメージを言うなら、少し流れが速めのところでオイカワが出やすい気がしています。
ただこれはあくまで体感であり、確信があるわけではありません。

じゃあカワムツがいる川にはオイカワもいる可能性が高いってこと?

その可能性は高いです。
ただ河川によって生息密度はかなり違うので、まずは偏光グラスで川を覗いて目視確認するのが一番確実ですよ。
季節でポイントが変わる…オイカワの動き方
オイカワは水温変化に比較的強い魚ですが、季節によって活性やポイントが変わります。
自分の実体験ではカワムツとそこまで大きな違いは感じていませんが、生態的には高水温に強く、夏場も活発に動くという特徴があります。
特に5〜8月は繁殖期にあたり、オスが美しい婚姻色(朱色と青緑のグラデーション)を帯びます。
この時期は活性も高く、チャビングで出会える確率が上がる季節です。
逆に冬場は深みや水草帯に移動し、摂餌量が極端に落ちます。
チャビング自体の釣果が落ちる時期とも重なるので、詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
あわせて読みたい:チャビングのシーズンはいつ?春夏秋冬の時期別攻略と釣れない季節の対策

婚姻色って…オスだけ色が変わるの?
それって目視で見分けられるわよね?

はっきりわかります。
でも自分はバッチリ婚姻色の出た個体を釣ったことが無いんですよ…。
メスの薄いブルーグリーンも凄い綺麗だけどね。
実際に自分が入るポイントの選び方
自分がチャビングで入るポイントは、地元の主要河川です。
それなりの川幅があり、場所によって流速が変わります。
カワムツもオイカワも混在しているエリアで、初めてチャビングをした時もここでした。
ポイント選びの手順としては、まずGoogleマップで川の流れを確認してから現地に向かい、偏光グラスで水中を覗いて魚影を目視確認してからキャストを始めます。
見えているのに釣れない、という状況の方が「なぜ食わないのか」を考えるきっかけになって、上達が早いです。

偏光グラスって普通のサングラスじゃダメなの?

偏光レンズじゃないと水面の反射がカットできないので、水中が見えにくいんですよね。
釣りには専用の偏光グラスをおすすめします。
あわせて読みたい:渓流の偏光グラスおすすめ|レンズの色と2年の実釣で出た自分なりの答え
オイカワのチャビングはフックとルアー選びが9割
タックル全体(ロッド・リール・ライン)については既存のチャビングタックル記事に詳しく書いています。
ここではオイカワを釣るうえで特に重要なフックとルアーの選び方に絞って解説します。
フックは#14のシングルが正解な理由
「フックは必ず交換する——オイカワもカワムツも口が小さい」という見出しでも触れましたが、フックの話はここでもう少し詳しく書かせてください。
それだけ重要なポイントだからです。
自分が愛用しているのはカツイチ フロリア #14です。
330円で12本入りというコスパの良さと、シルキーFコートによる刺さりの良さが気に入っています。
フックを交換する際は、スプリットリングオープナーがあると作業がスムーズです。
指先でやると時間がかかりますし、極小リングは外しにくいので、工具を用意しておくことをおすすめします。
自分はスミスのスプリットリングピンセットEXを使っています。
▼フック交換が劇的にラクになります。1本あれば一生使えます
▼コスパ最強!練習用フックの決定版(自分の愛用品です)

#16とか#18にすればもっと釣れるってこと?

理論上はそうかもしれない。
でも自分はリリース前提なので、小さすぎる魚まで掛けてしまうのが気になって#14で止めています。
それにフロリアは#14が一番小さいしね。
ダイソールアーでオイカワは釣れる?実際に試した結果
結論から言うと、ダイソースプーンでオイカワは釣れます。
自分のチャビングでのメインルアーはほぼダイソースプーンです。
特に使いやすいのはシルバー系の1.0g〜1.8gです。
キャストのしやすさ、フラッシングのアピール力、そして価格のコスパ…どれをとっても初心者から上級者まで使える優れた選択肢です。
ただし、そのままでは使えません。最初に必ずフック交換が必要です。
ダイソースプーンについているトレブルフックは大きすぎて、口の小さなオイカワにはなかなか掛かりません。
フロリア#14に交換してから使うのが前提と思ってください。
スピナーは2.6gのものをサブとして使っています。
スプーンで反応しない時の切り替えに有効ですが、ブレードの波動が強いのでスレるのも早い印象です。
ローテーションのひとつとして持っておくといいでしょう。
カラーは金・銀のフラッシング系が基本です。
オイカワとカワムツでカラーへの反応の違いは、自分の実釣では感じていません。
まずは金・銀の2色を用意しておけば十分です。

ダイソーで揃えられるの安すぎじゃない?!

根掛かりを恐れずにギリギリのコースを攻められるのが、ダイソーの最大のメリットですね。
スピナーもダイソーから販売されないかな…と思っています。
ロッド・ライン・タックル全体が気になる方はこちら
ロッド・リール・ラインについては、チャビング専用のタックル記事で詳しく解説しています。
オイカワもカワムツもタックルはほぼ共通でOKなので、合わせて参考にしてみてください。
あわせて読みたい:チャビングの最適タックルとルアーおすすめ|愛用品を全部見せます
【実釣レポ】あの日オイカワが釣れた理由を、今なら説明できる
チャビングを始めた最初の日のことを、今でも覚えています。
「また釣りをしたい」と思い道具を揃え、まずは近所の川に向かった時のこと。
人生で初めてルアーで釣った魚が、オイカワでした。
あの1匹があったから、チャビングにハマりました。
でも当時は「なぜ釣れたのか」が正直わかっていなかったんです。
チャビングを3年続けた今、改めてあの日を振り返ってみます。
その日のポイントを振り返る
その日入ったのは、地元を流れる主要河川です。
川幅はそこそこあり、流れは比較的穏やかなエリア。
水深は深くて1m程度でしょうか。
ストラクチャー(障害物)は特になく、岸際の緩やかな流れを、ほぼ完全なアップストリームでスプーンを流した時に釣れました。
今の知識でこのポイントを見ると、オイカワが好む「平瀬・適度な流速・浅め」という条件にほぼ合致しています。
当時は「とりあえず投げてみた」だけでしたが、結果的には教科書通りのポイントだったわけです。

初めてでいいポイントを引いたのね。
ビギナーズラックってやつ?

きっと釣りの世界に戻ってきた自分への、釣りの神様からのプレゼントだったのかと。
でも「川の中の広い平瀬に向かった」という判断は、今考えると悪くなかったと思います。
1匹しか釣れなかった理由が、あとでわかった
その日使っていたのは、ダイソースプーンのシルバー(1.8gだったと思います)。
フックは交換していない、買ったままの状態でした。
追ってくるのは目視で見えていました。でも掛からない。
1匹だけ運よく釣れたものの、その後はアタリはあっても全然乗らない状態が続きました。
後日、カワムツを釣った時も同じ違和感を覚えました。
「口の大きさに対してフックが明らかに大きい」と感じたんです。
ネットで調べると同じことが書いてあったので、フロリア#14に交換してみると——フッキング率が明らかに上がりました。
あの日1匹しか釣れなかったのは、フックが大きすぎたから。
追ってきても口に入らなかっただけで、魚はたくさんいたんです。
「たまたま釣れた1匹」が、道具の大切さを気づかせてくれた1匹でもありました。

釣れなかった経験の方が、後から役に立つのね。

本当にそうなんですよ。
「なんで掛からないんだろう」って悩んだあの時間が、今の自分の釣りの土台になっている気がします。
カワムツじゃなくオイカワだったのは、今でも正直わからない
その日釣れたのはオイカワ1匹だけで、カワムツは釣れませんでした。
同じポイントにカワムツもいたはずなのに、なぜ最初の1匹がオイカワだったのか——正直、今でも説明できません。
少し速い流れを通したから、たまたまオイカワがいた位置にルアーが通ったから…いろいろ考えてみましたが、確証のある答えは出ていません。
ただ、こういう「わからない」が積み重なっていくのもチャビングの面白さだと思っています。
狙って釣り分けるのが難しいからこそ、オイカワが釣れた時の嬉しさは格別です。

わからないって正直に書いていいの?

「わかる」って断言すると嘘になるからね。
狙って釣り分けられる何かを見つけたら、この記事を書きなおします。
チャビングを始めるなら、オイカワは最高のご褒美魚だ

オイカワはカワムツより難しい魚です。
狙って釣り分けるのはかなり難しく、釣れる確率もカワムツの方が圧倒的に高いです。
ただ、だからこそ釣れた時が嬉しい。
個人的な話ではありますが、自分はオイカワの銀の魚体に入るエメラルドグリーンが大好きなんです。
今回の記事で押さえてほしいポイントは2つだけです。
- フックを#14のシングルに交換する(これだけでフッキング率が劇的に変わる)
- 表層〜中層の平瀬を意識して、スプーンを沈めすぎない
タックルはカワムツ用をそのまま流用でOK。
ダイソースプーンにフロリア#14を付けるだけで、今日からオイカワを狙えます。
まずは地元の川に出かけて、水中を覗いてみてください。
意外と近くに、あの美しい魚がいるはずです。






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