
鱒レンジャーって安いし楽しいって聞くけど、1ピースで長すぎるのよね…。
車に乗せるのも大変だし、私の部屋じゃ置き場がないわ。

そうだね、だからこそ「モバイル」が気になってるんじゃない?
今回は実際に使ってみた感想を紹介するよ。
「鱒レンジャー、欲しいけど1ピース(約150cm)は長すぎるし、置き場所に困るなあ…」
そう悩んで検索し、「鱒レンジャー Next SP-522 Mobile」 という商品にたどり着いたあなた。
待望の2ピースということで、今までなかなか購入には至らなかった人も選択肢に入ってくるかと思います。
しかし2ピースになったことで、「鱒レンジャーらしさ」が失われてしまったのではないか?というのが最大の懸念点ですよね。
今回は、鱒レンジャーモバイル(SP-522)を実際に購入し、バズり鱒やトラッタストリームなど他のロッドと比較しながら使い倒している筆者が、その実力を忖度なしでインプレします。
結論から言うと、モバイルは「鱒レンジャーの楽しさを1ミリも損なわず、移動と保管の自由を手に入れた名竿」でした。
- 2ピースになっても「あの曲がり」は健在なのか?
- Next(1ピース)と比べて重さや使い勝手はどう違う?
- 「モバイル」を買うべき決定的な理由
鱒レンジャーモバイルをインプレ!2ピースになっても「あの楽しさ」はそのまま?
多くの人が一番懸念しているのは、「2ピースになったことで、鱒レンジャー特有の『ブチ曲がり』や『強度』が失われていないか?」という点でしょう。
自分が実際に使ってみて感じた結論は、「心配無用。あのベナンベナンな楽しさは健在」です。
一番の心配事…継ぎ目(フェルール)があっても綺麗に曲がるの?

構造上どうしても継ぎ目の部分は硬くなり、カーブがいびつになりがちです。
しかし実際に使ってみると、まったく違和感がありません。
厳密に言えば継ぎ目の部分は曲がっていませんが、全体として見れば非常に綺麗な弧を描きます。
一人での撮影が難しかったので…上記画像では伝わりにくいですが、もっと曲げるとバットも綺麗に曲がります。
自分は1ピースの「バズり鱒(4.6ft)」も所有していますが、それと使い比べても「やっぱり1ピースの方が綺麗だな」と感じる瞬間はありませんでした。

これはバズり鱒よりも、鱒レンジャーモバイルの方が柔らかめの味付けだから…ってのもあるかも?

なんにせよ、気にならないくらい綺麗に曲がるのね。
SP-522の長さはどう?渓流やエリアでの使い心地
モバイル版の長さは「5.2フィート(約156cm)」です。
Next(1ピース)の定番であるSP-50(5フィート)より少しだけ長くなっています。
この長さ、フィールドによっては評価が分かれます。
- 源流(ボサ川):正直、長すぎます。木が覆いかぶさるような狭い沢では取り回しに苦労するため、自分は4ft台のショートロッド(トラッタストリームⅣ 403L)を使っています。
- 里川・開けた渓流:最高に使いやすいです。少し川幅がある場所や、足場が高い場所では、この長さが基準と言えるかもしれません。
- チャビング:オイカワやカワムツ狙いにも最適です。

「どこでもこれ1本!」とは言えないけど、初めて選ぶ1本には使いやすい長さだと思います。

長さ以外の性格も考えると、管理釣り場やチャビングに向いてるかもね?
重さはどう感じる?キャストした時の「ダルさ」と気持ちよさ
カタログスペックに重量の記載はありませんが、製品パッケージには116gと書かれています。
ちなみに自分が実測してみたところ約105gでした。
グラスロッドなので、どうしてもカーボンロッドと比べれば明らかに重いですね。

また、アクションは「ベナンベナン」なので、カーボンロッドのように手首だけで「ビシッ」と投げようとすると上手くいきません。
コツはルアーの重さをしっかりと乗せて「ぐわ~ん」としならせて投げること。
特に軽量ルアーは垂らしを少し長めに取って、しっかりとロッドをしならせてやらないと投げにくいです。

適合ルアーウェイトは公式には1~7gとなっています。
しっかりとロッドに重さを乗せれば、1g以下でも問題なく投げられます。

ややスローな動作で投げるのがコツね。
強度は大丈夫?デカい魚や根掛かりでも安心できるタフさ
「2ピースだと接合部から折れるのでは?」という不安もあるかもしれませんが、今のところ全くその気配はありません。
更には、よく言われる「鱒レンジャーは小魚でも楽しい」というメリットもしっかり引き継がれています。
バズり鱒よりも柔らかい味付けのおかげか、小さな魚でもバットまでしっかり曲がって引きを楽しめます。
それでいて、根掛かりを強引に外そうとしてもビクともしないグラスソリッド特有の安心感。
「折れる気がしない」という信頼感は、モバイルになっても変わりません。

折れる心配が少ないのは初心者には一番ありがたいわ。

初心者や子供に貸す用にもGoodです。
鱒レンジャーNext(1ピース)と迷っている人へ。お店で触り比べて感じた違い
「安いNext(1ピース)」を買うか、「少し高いMobile(2ピース)」を買うか。
ここが一番の悩みどころですよね。
1ピースとモバイル、振った感じやバランスは違う?
私は1ピースのNextなどを所有してはいませんが、釣具店で振り比べてみたことはあります。
正直な感想を言うと、「お店で振ったレベルでは違いがわからない」です。
もちろん厳密な重心位置などは違うのでしょうが、そもそもが「ダルさを楽しむロッド」なので、カリカリのカーボンロッドのようなシビアな差は感じません。
「性能が落ちるからモバイルはやめておこう」と考える必要はないと思います。

ホントにねぇ、2ピースになった鱒レンジャーって感じなんですよ!

おおまかな特性は一緒って考えて良さそうね。
価格差はあるけど、モバイルを選ぶ価値はある?
Next(1ピース)の実売価格は2,500円〜3,000円程度。
対してMobileは3,000円〜3,500円程度と少しだけ高価です。
購入するお店により価格は異なりますが、たった500円で後述する「車への積み込みやすさ」と「自宅での保管」のストレスが消えるなら、差額を払う価値は十分にあると自分は断言します。

OPEN価格ということもあってか、特にネット通販では値段がマチマチだったりします。

私の近隣ではWild-1が一番安かったわよ。
バズり鱒など他社のグラスロッドと比べてどう?
持っているのは「バズり鱒」だけですが、鱒レンジャーの方が柔らかい…根元から曲がる印象があります。
やや張りのあるバズり鱒と、ベナンベナンの鱒レンジャーモバイル、と言ったところです。
とは言えバズり鱒も1ピースなので、鱒レンジャーNEXTなどのライバルではありますが…鱒レンジャーモバイルの直接的なライバルとは言えないかもしれません。
2ピースのグラスロッドという意味では、こちらの商品などがライバルとなりそうです。(バットはカーボンのようですが)
▼高コスパロッドで有名なタックランド

500円くらいの差なら、私は絶対にモバイルを選ぶわ。
だって部屋に150cmの棒があったら掃除機かけるとき絶対倒すもの。

持ち運びや保管を考えると、圧倒的に2ピースが有利だよね。
鱒レンジャー「モバイル」という名前だけど…携帯性と収納のリアル
商品名は「モバイル」ですが…パックロッドではなく2ピースです。
しかし、「1ピースじゃない」という事実だけで、生活がどれだけ楽になるかをお伝えしましょう。
仕舞寸法80cmの現実。リュックには入らないけど…
ハッキリ言うと、リュックに入れてバイクや電車で移動するのは厳しいです。
一般的なデイパックだと、80cmのロッドは半分近く飛び出します。
自分もバイク釣行で試そうとしましたが、飛び出しすぎて引っ掛けそうで怖いので止めました。
結局ロッドホルダーに取り付けることになるので、そうなると1ピースと変わりません。

「リュックひとつで身軽に!」というスタイルなら、テレスコや4~6ピースのパックロッドの方がおすすめ。

モバイルって名前ほどモバイルではないわね。
車のトランクや後部座席に「放り込める」気楽さが最高
しかし、車移動がメインなら話は別です。
ここが2ピースとなった、鱒レンジャーモバイル最大のメリットです。
- 1ピース(150cm)の場合:軽自動車やコンパクトカーだと、後部座席を倒したり、天井にロッドホルダーを付けたり、斜めに積んだりと工夫が必要でした。
- モバイル(80cm)の場合:何も考えずに助手席や後部座席に「ポン」と置けます。

自分は1ピースロッドの積載のために、車内天井にネットを張っています。
けど鱒レンジャーモバイルならそんなの不要。
トランクにも後部座席にも横向きで置いておけます。

モバイルなら足下に縦に置いても邪魔にならないわ!
家での保管場所に困らない!1ピースにはない「収納性」
地味ですが、実は一番のメリットかもしれないのが「自宅での保管」です。
150cmの棒が家にあると、意外と邪魔です。
壁に立てかければ倒れるし、掃除の時に家族に怒られます。
しかし、2ピースのモバイルなら、購入時のプラスチックケースに入れて、クローゼットの隙間や傘立てにしまっておけます。
部屋に圧迫感を出さず、こっそりと釣り道具を増やしたいお父さんアングラーにとって、これは最強の武器になるはずです。

やっぱり長さが半分になる、というのは大きく違うわよね。

この「80cm」というサイズは、実は日本の住宅事情や軽自動車事情に一番マッチした長さかもしれません。
鱒レンジャーの欠点は何?それでも僕がこの竿を愛する理由
ここまでベタ褒めしてきましたが、欠点がないわけではありません。
しかし、その欠点も含めて愛せるのが鱒レンジャーというロッドです。
感度は皆無?アタリがわからない時の楽しみ方
感度は…正直、悪いと言って良いでしょう。
しかし鱒レンジャーモバイルだから感度が悪いわけではなく、カーボンロッドに比べたら…という話です。
また、自分はチャビングがメインで使っているので、スプーンやスピナーの巻きの釣りになります。
それもあってか、感度が悪くてイマイチ…という感じはありません。

フッキングしてからは、よく曲がるためかバラしにくいのが特徴です。
よく曲がるので魚が小さくても楽しいのもメリット!

バラしにくいのは嬉しいわよね。
値段なりの作り?細部は気にしないのが吉

ガイドの取り付けや継ぎ目の処理など、じっくり見れば「値段なり」のチープさはあります。
しかし、実釣性能に関わるような致命的な欠陥はありません。
「傷ついても気にならない」「ガシガシ使える」という道具としての逞しさが、このロッドの魅力です。

1ピースの鱒レンジャーは「楽釣戦隊」のキャッチコピー通り、戦隊モノカラーでした。
それに比べるとモバイルは落ち着いた色で高級感がある…かもしれません。

私たちはブラックを買ったけど、オリーブもサンドも良い色だったわよ。
最高に楽しい。これが結論
スペックだけ見れば全然大したことないロッドかもしれません。
でも、川に立ってルアーを投げ、魚が掛かった瞬間にロッドが満月のように曲がると、そんなことはどうでもよくなります。
「釣った」ではなく「遊んだ!」という満足感。
これから渓流ルアーを始める方はもちろん、「最近、釣果ばかり気にして疲れるな」というベテランの方。
きっと、忘れかけていた釣りの楽しさを思い出させてくれるはずです。
▼傷を気にせずガシガシ遊べる!大人の最高のオモチャ

まさに、「遊ぶ」という言葉がしっくりくるロッド…ではないでしょうか?

元々鱒レンジャーは評判良かったものね。
良さはそのままに、持ち運びしやすくなったわよ。
鱒レンジャーモバイルはこんな人におすすめ
- 車に積みっぱなしにできるサブロッドが欲しい人
- 家でのロッドの置き場所に悩んでいる人
- 釣果よりも「曲がる楽しさ」を優先したい人
まさに「鱒レンジャーの2ピース」という言葉が正しいロッドです。
ベナンベナンなので小さな魚でも引きが楽しく、それでいて大物でも折れそうにない安心感!
鱒レンジャーの良いところはそのままに、持ち運びに便利になったのがモバイルです。


























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